【第3回夜空杯】使用PT紹介 -マニューラ霰昆布-
12/22に開催された第三回夜空杯で使用したPTを紹介します。結果は優勝でした。
夜空杯は第一回から参加していましたが、どれも三位で終わってあと一歩という感じだったので優勝出来てよかったです。
決勝BV vsしんめーさん:41-55344-12097
ポケモン | 性別 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 | ニックネーム |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドククラゲ | ♂ | 熱湯 | 冷凍ビーム | 毒びし | 高速スピン | 黒いヘドロ | ヘドロ液 | ドラグーン |
エアームド | ♂ | まきびし | 羽休め | 吹き飛ばし | ブレイブバード | 綺麗な抜け殻 | 頑丈 | MetalForce |
ユキノオー | ♂ | 吹雪 | ギガドレイン | 宿り木のタネ | 守る | 食べ残し | 雪降らし | X'masTree |
ラグラージ | ♂ | 地震 | がむしゃら | ステルスロック | 吠える | オボンの実 | 激流 | ビエラージ |
ガブリアス | ♂ | ドラゴンクロー | 地震 | 大文字 | 剣の舞 | 達人の帯 | 鮫肌 | よけろふー |
マニューラ | ♂ | 冷凍パンチ | 辻斬り | けたぐり | 氷の礫 | 命の珠 | プレッシャー | メイスァ |
このパーティを組む時に意識した事は、自分がどのようにして全抜きを狙っていくかでは無く
どのようにして相手の全抜きを阻止するかという事でした。
相手の天候エースの全抜きを阻止するためには天候の上書きという手段がありますが、晴れや雨や砂で
上書きしようとすると、ミラーになった時に相手の天候要因を潰しても相手の勝ち筋を残す事になってしまいます。
そこで霰を撒けるユキノオーに注目しました。
今回は晴れパーティが多かったのでユキノオー入りはきついように思えますが、取り巻きがキュウコンに強めなのと
晴れエースのウツボットに対してユキノオーとマニューラが強い方なのでそこまできつくはありませんでした。
サイクルを回しながら天候やステロまきびし毒びし等で相手に蓄積を入れた後にマニューラで全抜きをするのが理想的な勝ち方です。
【個別解説】
◆ドククラゲ
性 格:臆病
実数値:187-81-85-101-140-167
努力値:252-0-0-4-0-252
スピン要因兼毒びし撒き要因としてドククラゲを採用しました。
その理由としては比較的繰り出し回数の多く、耐久を振った型で採用したユキノオーにダメージをなるべく入れたくなかったからです。
ゴウカザルやバシャーモ等に対してある程度安定して繰り出せるポケモンとしての役割もあります。
臆病で採用した理由は、ドククラゲは基本的にスピンをするか毒びしを撒ければある程度仕事はこなせていると思ったため素早さを重視した
からです。
実際ボーマンダに先制で冷凍ビームを打って落とせた事もあったので臆病でよかったと思います。
持ち物は定数ダメージで削られるのが嫌だったので黒いヘドロを採用しました
技構成ですが、相手のマンムーをステロ込で確定で落とせるハイドロポンプ等も候補でしたが等倍相手だと火力が無さすぎるため火傷を狙える熱湯にし、
相手のドラゴンや草意識の冷凍ビーム、ドククラゲの採用理由でもある高速スピンと毒びしを採用しました。
◆エアームド
性 格:慎重
実数値:172-100-160-X-126-98
努力値:252-0-0-0-196-60
撒菱要因としてエアームドを採用しました。
相手のハッサムやナットレイに対して繰り出す役割もあります。
慎重で採用した理由ですが、ブルンゲルやドククラゲなど火力の無い水タイプにゴリ押しされるのを避けたかったからです。
前回の個体をそのまま使用しようと思いましたが、準速ローブシン-1という数字が気になったので振り直しています。
持ち物は相手の影踏みやジバコイルを意識して抜け殻を持たせています。
技構成はエアームドの採用理由でもあるまきびし、繰り出し回数を確保する羽休め、昆布を狙える吹き飛ばし、頑丈を潰してしまいますが
弱点を付けばそれなりの火力を出せるブレイブバードを採用しました。
◆ユキノオー
性 格:穏やか
実数値:197-X-95-112-148-83
努力値:252-0-0-0-236-20
マニューラが全抜きを狙う時弊害になる鋼タイプを呼んで潰せるように宿り木守るユキノオーを採用しました。
霰にする事によって鋼タイプに蓄積を入れる事が出来るのも他の天候ポケモンに無い強みです。
穏やかで採用した理由は、このポケモンには相手のニョロトノに対して繰り出して霰にしたり、宿り木守るで蓄積を入れればいいと考えたので
火力では無く耐久を重視したからです。
持ち物は宿り木守るとのシナジーのある食べ残しを採用しました。
技構成は、一致高火力の吹雪、ステロで削れたダメージを補えるギガドレインを採用し、残りは上で挙げた宿り木のタネと守るを採用しました。
◆ラグラージ
性 格:呑気
実数値:204-130-156-105-114-64
努力値:228-0-2252-0-28-0
前回のパーティではバンギラスに対して繰り出せるポケモンが少なかったので、
バンギラスへ繰り出せるポケモンとしてラグラージを採用しました。
また電気ポケモンに対しても基本的には強いです。めざ草を持っていたらガブリアスでなんとかしましょう。
ステルスロックを撒けるポケモンとしての役割も担っています。
呑気で採用した経緯ですが、バンギラスへの繰り出し回数確保やローブシン等の物理もある程度ごまかせるようにする
為に物理耐久を上げようとは考えていました。ラグラージを採用しようと思った段階ではがむしゃらを入れようとは考えて
いなかったのでSを下げる発想がありませんでした。がむしゃらを採用した理由としては、パーティ全体がエアームドが重かったので対エアームドと
して採用しました。
自身が削れている時にがむしゃらを連打すれば相手は羽休めも打ちづらく、エアームドに対して不利になる事はありません。
しかし対ローブシンで鉄の拳や力づく珠だった場合、先制でがむしゃらを打ってもドレインパンチで回復
されてしまってはあまり意味が無いと感じたのでそれならばいっそSを下げてしまう方がいいと思ったからです。
あまりSを下げすぎても使いづらいと思ったので、無補正無振りローブシン-1に抑えています。
ローブシンはマニューラで相手をしづらいポケモンの一匹なので、後攻でがむしゃらを打った時に礫圏内に入れる事が出来れば儲けものです。
またSを下げた事によって相手のポリゴン2等に対しても基本的に後攻でがむしゃらを打つ事が出来るので、天候が霰だったり自身が毒や火傷を
負って居た場合がむしゃらを連打して相手を削った状態で退場して後続に繋げる事が出来ます。そういった意味でも霰はこのパーティにシナジーが大きい
と感じました。
持ち物は、繰り出し回数の確保の為にオボンの実を持たせています。
がむしゃらがあり火力をそこまで重要視しなかったので、配分はHPがオボン効率を意識し、防御は252振り、余りを特防に降っています。
技構成は一致広範囲技の地震、上でも挙げたがむしゃら、ラグラージの採用理由の一つのステルスロック、そして昆布を狙いつつ相手のサンダースの身代わりバトン
を阻止したり、ゴチルゼルが解禁されたので採用率の増えた影踏みから逃げる手段としても使える吠えるを採用しました。
◆ガブリアス
性 格:陽気
実数値:183-175-115-97-105-169
努力値;0-196-0-60-0-252
マニューラが全抜きをする際に弊害になる鋼ポケモンを潰したり、天候を上書きすればキングドラやドリュウズ等の天候エースに有利が取れるポケモンとして
ガブリアスを採用しました。
素早さはスカーフ以外のボーマンダ等の100族を確実に抜ける陽気を採用しました。
特攻に少し降っている理由ですが、達人の帯大文字で慎重HDエアームドをステロ込二発で落とせるようにしたからです。
エアームドは珠両刀ガブリアスで無い限りは基本的にガブリアスに対して繰り出しが安定するので、珠で無いことが分かった時にはエアームドを呼び込みやすくなるので
そこを狙おうと思いました。
文字を入れてCを振るくらいなら珠両刀型にしようと思いましたが、どうしてもマニューラに珠を持たせたかったので帯にしています。
技構成は、小回りの効くドラゴンクロー、広範囲の地震、上でも挙げた大文字、前回は他に撒けるポケモンが居なかったのでステルスロックを採用していましたが、
ラグラージに覚えさせた事によって余裕が出来たので、今回は相手のランクルスやポリゴン2等の高耐久ポケモンへの削りを意識して剣の舞を採用しました。
◆マニューラ
性 格:陽気
実数値:145-172-85-X-106-194
努力値:0-252-0-0-4-252
第四66の頃から終盤のタイマン性能が高く多くのポケモンに刺さるポケモンだと思って使っていましたが、第五世代でも刺さるポケモンが多いのでは無いかと感じて
採用しました。
第四66では見せ合い無しだったので、終盤まで隠して相手に最後がルカリオだと思わせ、ルカリオに強いポケモンを残させておいて終盤マニューラで抜いていくという
具合で立ち回っていました。ルカリオストッパーとして採用されやすいポケモンはマニューラに弱いポケモンが多かったので比較的刺さりました。
第五66では見せ合いも有りですし、ルカリオも神速が使えないので上の様な立ち回りは出来ませんが、相手のボーマンダが竜の舞を積んで来た時も被害を最小限に出来ますし、相手に天候を取られている時に天候エースを繰り出されても最終手段として、氷の礫でゴリ押す事も出来ます。相手が晴れパーティならウツボットに対しては氷の礫が
抜群ですし、雨パーティの場合キングドラが毒状態になる為毒びしで蓄積を入れる事が出来る為楽になりますが、ドリュウズの場合はステロも1/32で毒にもならないため
ドリュウズに対しては立ち回りから意識する必要があります。
性格が陽気の理由は、素早さに補正を掛けないと狩れないポケモンが多いからです。
持ち物は狩れる範囲を広げる為に珠を持たせています。
技構成は、相手の草タイプ意識の冷凍パンチ、霊やエスパー意識の辻斬り、バンギラス意識のけたぐり、相手のスカガブや竜舞マンダ、天候エースストッパーとして氷の礫
を採用しました。
追い打ちが無い理由は、このマニューラは第四世代で使っていたのを輸送したからです。